アロマスプレーの作り方を見ていると必須材料の、アロマオイルとスプレーボトルなどの容器。
この必須の2つ、100均にも売っているのですが、衛生面や安全面的に、100均のものを使っても大丈夫なのかな、と少し不安になりませんか?
でも、出来れば折角手軽に取り組みたいので、100均のもので揃えても良いなら揃えたいですよね?
今回は100均グッズを使ってアロマスプレーを作るのは可能か?可能な場合の作り方や、工夫、オススメのレシピなどたくさんご紹介しちゃいます。
目次
スプレーボトルの容器は100均のでも大丈夫?
アロマスプレーを作るためには、スプレーボトルは必須となりますが、そのスプレーボトルは100均のものを使っても良いのでしょうか?
実は、正確に言うとあまりオススメは出来ないのですが、ポイントを絞れば100均のスプレーボトルでも使用可です。
アロマオイルの種類・濃度や使用期限がポイントとなってきます。
100均のスプレーボトルを使うときに抑えたいポイント
- 容器の材質を確認…PETやPPのもの
- アロマオイルの濃度…1%程度以下のものが好ましい
- スプレーの使用期限…可能な限り短期間で使い切る
- 柑橘系以外のアロマオイル
これを満たしているものであれば100均のスプレーボトルを使用しても大丈夫です。
PET(ポリエチレンテレフタラート)やPP(ポリプロピレン)といった材質は、アルコール(エタノール)に対しての耐性があり、溶けることはほぼありません。
ですが、レモン系やオレンジ系の、柑橘類のアロマオイルはプラスチックを溶かす性質を持っているため、このような材質でもあまりオススメはしていません。
また、気を付けていてもアロマオイルの濃度や使い方によっては、やはりプラスチック製のスプレーボトルでは変色して劣化してしまう可能性もありますので、
使っていて変色していることに気付いたら、そのアロマスプレーは使用せずに容器ごと変えるようにしましょう。
また、こういった可能性もあるので、お肌にスプレーする用途で用いたい場合は、万が一のことも考えて、100均のスプレーボトルは使用しないほうが良いです。
掃除・除菌用であればそこまで神経質になる必要はないと思いますが、使用期限やボトルの劣化には気を付けていてください。
使うときだけスプレーに移し変える
100均のスプレーボトルを使うときは上記のように、ちょっと気にかけたい点が多いですよね。
折角手軽に楽しみたいなと思っているのにちょっと面倒に感じてしまいます。
使う度に使い切る分だけ作って、早く使い切るというのも良いのですが、使う度に毎回作るというのは結構面倒ですよね。
こちらは、私が行っている方法なのですが、
ガラス瓶に50ml程度一気に作っておいて、使う際にアルコール対応の、ダイソーで購入したスプレーボトルに使う分だけ入れて使っています。
ガラス瓶は、ジャムなどの空き瓶を使っています。
スプレーボトルに入れて使い切った後は、洗剤で洗って乾かしておきます。
アロマオイルは油成分なので、水洗いだけでは洗い流せませんので必ず洗剤を使うようにしてくださいね。
そうすることで、あまりボトルの劣化も気にならずに長い間使うことが可能です。
最も適している容器は遮光性のあるガラス製のスプレーボトル
上記のポイントに気を付けながら、注意して使っていれば100均のスプレーボトルでも十分に使用可能です。
ちょっとの間だけでいいという人にはこれで十分だと思いますが、本来のアロマスプレーに最適なボトルもご紹介しておきますね。
本来最適なのはガラス製で、茶色だったり青色だったりのうっすら色がついている遮光性があるボトルです。
もし、気にしなければいけないことが多すぎて嫌だ、だとか、
ちゃんとアロマオイルを楽しみたいという通な人は是非こちらを使ってください。
100均のボトルを使用可能なポイントでも書きましたが、
ガラス製であればエタノールはもちろんのこと、どの種類のアロマオイルに対しても耐性があるので、溶けることがありません。
また光に反応してしまうアロマオイルの種類のものもあるのですが、遮光性のものであればそれも安心です。
つまり、遮光性のあるガラス製のスプレーボトルは、どのアロマオイルに対しても気兼ねなく使用可能ということです。
『生活の木』などのアロマオイル専門店に、そういった専用のボトルが売っています。
通販だとこちらが送料無料でオススメです。
何本が欲しいという人はこちらの3本セットが少し割安になっていてお得です。
100均のアロマオイルを使用して作っても良い?
アロマスプレーを使う目的によります。
100均にもアロマオイル自体売られていますよね。
実は100均などで売られているアロマオイルと、エッセンシャルオイル(精油)とは成分が違っているんです。
100均で販売されているアロマオイルは成分として界面活性剤などの化学成分が入っていることがほとんどです。
なので、肌に吹きかける用途で使用する際にはオススメしませんが、
掃除や除菌、香りを楽しむ目的であれば100均のアロマオイルを使うのは全く問題ありません。
ただ、やはり100%の成分ではなくその他の成分も入っているため、エッセンシャルオイルよりは香りも弱くなり、その香りから得られるものも、少なくはなってしまいます。
100均の材料でも楽しめるアロマスプレーのレシピ
スプレーボトルとアロマオイルの点から、
100均で売っているこの2つの材料から作れるアロマスプレーは
色のついていないアロマオイルで、濃度が低く、肌にスプレーする用途ではないもの
ということになります。
これに合った、100均の材料で作れる、オススメのアロマスプレーのレシピをいくつかご紹介しますね♪
ルームスプレーとして
お部屋に振りかけて、リラックスしたり気分転換するのに使えます。
- 無水エタノール 10ml
- ラベンダー 10滴
- 精製水 40ml(スプレーボトル9分目程度まで)
ラベンダーはリラックスするのに最適です。1つあれば重宝しますので、初めに持っておきたいアロマオイルですね。
その他、ブレンドするならこちらもオススメです。
- 無水エタノール 10ml
- ラベンダー 6滴
- ローズマリー 4滴
- 精製水 40ml(スプレーボトル9分目程度まで)
お部屋の香りづけとして楽しむ用途だけであれば、マグカップを用いる方法がとっても簡単で、広範囲に香りが広がるのでこちらの方法もオススメです。
もうちょっと継続的に本格的に、しっかりと香りを楽しみたいなと思った時にとってもオススメなのがアロミックフローというアロマディフューザーを用いた方法^^
お手入れ不要、ワンタッチでOK、タイマー機能ありで無駄遣い防止にも◎
ズボラでも効率よく楽しめるアロマディフューザーで私自身とっても重宝しています♪
マスクスプレーや衣類スプレーとして
マスクや衣類には、除菌、抗菌、消臭といった目的で用いたいことが多いと思います。
マスクや衣類に100均の材料を使って作ったアロマスプレーをスプレーする際は、
マスクや衣類の外側から、数cm離してスプレーするようにしましょう。
また、アロマオイルの種類と衣類との相性によってはシミになってしまものもあるので、タオルなどで試してからスプレーするようにしてください。
マスクスプレーや衣類スプレーとしてオススメの香りはこちらです♪
- 無水エタノール 10ml
- ティートゥリー 4滴
- ローズマリー 3滴
- ラベンダー 3滴
- 精製水 40ml(スプレーボトル9分目程度まで)
ティートゥリーの爽快感と、ローズマリー、ラベンダーの心地よい香りがとてもマッチしています。
寝るときのピロースプレーとして
寝るときにぐっすりと眠りにつきたい、心地よい気分で眠りにつきたい、というときに枕にスプレーする用にオススメです。
アロマオイルを直接枕に垂らす方法もありますが、シミになりやすかったり、肌に直接触れてしまう可能性があったり、匂いの強さのコントロールが難しかったりといった問題があります。
スプレーにして薄めて用いるとそういった悩みも解消するのでオススメです。
寝るときのピロースプレーとしてオススメのレシピはこちらです。
- 無水エタノール 10ml
- ラベンダー 10滴
- 精製水 40ml(スプレーボトル9分目程度まで
ルームスプレーでオススメしたレシピと一緒です。
ラベンダーはリラックス効果があるので、寝るときにもとってもオススメです。
他にはこちらもオススメ。
- 無水エタノール 10ml
- シダーウッド 4滴
- サンダルウッド 3滴
- イランイラン 3滴
- 精製水 40ml(スプレーボトル9分目程度まで)
心地よく眠りたい、不眠対策を行いたい、など就寝時のみにアロマオイルを活用したいということであればこちらの記事もオススメです。
枕が汚れる等の心配があれば、スプレーを用いた方が良いでしょう。
スプレーを作成していれば、就寝時以外や外出時にも使えるので、活用範囲が広がるというメリットがあります。
その他
ここに挙げた以外にも、アロマオイルは色々とブレンドして楽しむことが可能です。
ご自身が心地よいと感じる香りと出会えることが一番重要ですので、色々と試してみてくださいね。
ただ、何度も言いますが、100均のスプレーボトルとアロマオイルを使う際には、
注意するべき点には注意し、自己責任の元楽しんでくださいね。
まとめ
注意したい点は少し多めですが、気を付ければ100均グッズを使って安価にアロマスプレーを作り、香りを楽しむことは十分可能です。
是非、有効に活用して楽しんでくださいね。
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